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TR-7700 リストア

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  1980年、TRIO(現KENWOOD)から発売された小型の無線機
TR-7700(¥68,800 FM 10W機)。TR-7500GRの後継機種として発売されました。斬新なデザインは当時では初めてといえる、SメーターのLED化によるデジタルバー表示などがあげられます。やはり本体のコンパクトさは当時の私の記憶では、良くここまで小さくできたと感心しました。また、当時の車のコンソールの幅が約150mmしかなかったため、Rigは助手席の足元に、ブラケットでつり下げなければならなかったのですが、このシリーズはコンソールに収納できる!という事でも、当時としては画期的あったことがあげられます。

 兄弟機種として、430MHz帯のTR-8400も、発売されていました。

 

故障現象 

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現象としては、周波数表示がおかしい。ダイヤルを高周波数へ連続して回していくと、途中で表示が、「6.00」となってしまったり、順次周波数が上がらず、6.xx → 5.XXとランダムな表示になったりします。表示が「.」ドットだけになったりしてしまう場合もあり。
 受信に関しては、とりあえず「CALL」ボタンを押してメインチャンネルをワッチすると・・CQコールが聞こえるので問題なさそうである。送信も、ダミーロードで、11Wの出力が得られた。
問題は、表示関係の回路に有り!と推測し回路図とにらめっこ、LEDドライブ部が怪しいと判断で早速、テスターでLEDドライブ関係の電圧を測定・・TR Q6 の出力側の電圧が不安定となっていました。     IC2:TC5022BP  Q6:Tr 2SC4966(Y)

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              Fig.1 TR-7700 コントロール基板 回路図

 

故障箇所の特定

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TC5022Bは、BCD to 7-SEGMENT DECODER の ICです 。
要するに、2進数を10進数に変換するICで、LEDの周波数表示制御のICです。
TR Q6 は、周波数表示のLEDの電源を作成している 。

メーカー発行のサービスマニュアルで、表示不良の場合の点検ヶ所としては、 
 1.コントロールユニット IC4出力チェック  
 2.コントロールユニット Q6出力チェック 
 3.コントロールユニット IC1の取り付け部のスルーホールチェック 
 4.コントロールユニット L1取り付け部のスルーホールチェック
と,なっています。

 

電解コンデンサの交換

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発売から約30年近くの年月が経過しているので、やはり電解コンデンサ辺りの劣化・液漏れの可能性があるので、電解コンデンサ系は、総交換した方が無難であると判断し、電解コンデンサを交換したら、症状が改善しました。 

TOPカバーを外し右側中央部に、電解コンデンサが集まっています。

 

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どれも普通(85℃)の電解コンデンサー(8個)を使用しました。
C9 : 22u 16V, C10 : 470u 6.3v, C11 :470u 6.3v, 
C12 : 2.2u 50V C13 : 47u 10v,C14 : 47u 16v,
C14 : 47u 16v,C19 : 100u 10V

 

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